5年間レッスンを続けても、実は講師と過ごす時間はたった4日半。
英語講師をしていて、一番もどかしい瞬間があります。
それは、生徒さんが「なかなか話せるようにならない」と悩んでいるとき。
1週間は10,080分
レッスンが25分だとすると
1週間で私は生徒さんと
0.25%しか一緒にいられない…!!
「毎日会えたら絶対もっと伸びるのに!」
と、生徒さんたちが大好きな私は本気で思っています(笑)。
ここで何が言いたいかというと。
1週間のうちの残り99.75%は、
生徒さん自身の時間なんです。
「じゃあ、毎日英語に触れられる
留学なら全員がペラペラになるの?」
実は、そうでもありません
1年留学した学生さんの中で
いわゆる「ペラペラ」になったと
実感するのは何%でしょう?
正確な統計はむずかしいものですが、ざっとこんな感じ。
- ネイティブと不自由なく雑談・議論までできるレベル:10〜30%程度
- 日常生活には困らないレベル:50〜60%程度
- 期待したほど話せるようにならず帰国する人:20〜40%程度
※留学の目的は、人それぞれなので
この結果がいいか悪いか、ということではありません。
留学で言語力が伸びるかどうかは、期間よりも
「その1年をどう過ごしたか」が大きく影響します。
例えば、
- 日本人同士で過ごす時間が長い
- 授業だけ受けて終わる
- ホストファミリーとあまり話さない
- 積極的に友達を作らない
こうした環境だと、1年いても思ったほど話せるようにならないことがあります。
逆に、
- 現地の友達と毎日話す
- 部活やボランティアに参加する
- 間違いを恐れず話す
- 毎日インプットとアウトプットを続ける
という人は、半年ほどでもかなり伸びることがあります
講師目線でいうと…
これは先ほどのお話ともつながりますが、
「時間をかければ話せるようになる」のではなく、
「どれだけ言語を使ったか」で決まるということです。
週1回・25分のレッスンを5年間続けた場合を計算すると、
25分 × 52週 × 5年 = 6,500分
6,500分 ÷ 60 = 約108.3時間
つまり、
約108時間のレッスンを受けたことになります。
(お〜煩悩の数と同じじゃないか)
日数に換算すると(24時間=1日)
- 108.3時間 ÷ 24 = 約4.5日
つまり、**5年間毎週レッスンを受けても、
実際に講師と過ごした時間は「約4日半」**なんです。
だから、英語力を伸ばすためには
英語に触れる時間をどれ程増やせるか?
が本当に大切になってきます。
同じ週1回のレッスンでも、
レッスン外の学習がゼロと、
一日3分でも自己学習している人
通勤通学中に英語のネットフリックスを見ている人
家のトイレに英単語が貼ってある人
たちとでは、雲泥の差が出てきます。
だから私は、
レッスンの25分だけで終わらせたくありません。
「家で何をしたらいいか」
「通勤・通学時間に何を聞けばいいか」
「3分だけなら何をすればいいか」
そんな”レッスン以外の英語時間”も、一緒に考えていきたいと思っています。
英語は、才能よりも
「英語のある世界に触れた時間」が大切。
一緒に少しずつ、
「英語がある毎日」を増やしていきましょうね😊


