【実体験】異文化カナダだから添える”一言”
先日カナダに住んでいる友達と、8年ぶりに京都で再会しました。
彼女は、カザフスタン出身でカナダには20年近く住んでいます。
久しぶりの再会に会話も弾み、お酒も交えて
「Japanese Style」はこうやってビールを飲むんだ!
とか「日本酒はこうやって飲むんだ!」とか
楽しい時間を過ごしていました。
二人でお店を選んでいるときに、
ふと文化による「気遣い」の違いに気づく場面があったのです。
どの定食も美味しそうだな〜
なんて言っていたら彼女は
“We can do different ones, and share a little. Only if you don’t mind sharing though.”
(違うのを頼んで少しずつシェアしよっか。もちろん、あなたがシェアを嫌じゃなければだけど!)
もちろん私の答えは
「Of course not! Let’s go with that!
(もちろんいいよ!そうしよう!)」です。
「シェアする文化」と「個を尊重する文化」
アジア圏のカルチャーが根底にある私たちは、
「大皿料理をみんなで分け合う」という感覚が自然と身についています。
料理を取り分けたり、「これ食べた?」
と勧めたりするのが優しさであり、
おもてなしですよね。
一方で、カナダのように世界中から
多様なバックグラウンドを持つ人々が集まる国では、
食のルールも人それぞれ。
アレルギーや宗教上の理由だけでなく、
純粋な好みや「自分のペースで食べたい」
という思いを誰もが持っているようです。
思い返せば、イギリスやカナダで友達とレストランに行くと、
サラダも1人1前、ステーキも1人1前。
「流石に食べきれんわ!」と、
当初はカルチャーショックを受けたものでした。
だからこそ、多文化社会に長年住む彼女が
自然と口にした一言には、
深い気遣いを感じました。
「提案する」という優しさに、
「無理なら断っても大丈夫だよ」
という選択権を相手に残す優しさ。
それが合わさった、
とても温かいコミュニケーションだったのです。
英語の「正しさ」の先にある、
相手を想うコミュニケーション
今回学んだ!相手を尊重する“一言”フレーズ
- Only if you don't mind.
- (もし嫌でなければ / 気に入ればでいいんだけど)
- No pressure, though!
- (無理にとは言わないけれどね!)
単に「Help yourself!(自由に食べてね)」と言うだけでなく、
語尾にこうした一言を添えるだけで、
相手へのプレッシャーを優しく和らげることができます。
英語を学んでいると、つい「正しい文法」や「単語の意味」に意識がいきがちです。しかし、本当に心を通わせるコミュニケーションで大切なのは、その言葉の背景にある「文化や相手へのリスペクト」なのかもしれません。
単に直訳した英語を使うだけでなく、
「相手はどう感じるかな?」を一歩引いて考えること。
それこそが、洗練された大人の英会話の第一歩かもしれません
皆さんもオンライン英会話のレッスンや日常会話で、
ぜひこの“一言添える気遣い”を試してみてくださいね。

